繋留流産の診断
2014年3月
ちょうど、結婚2年目を迎えた私たちに
新しい命(くろたまごちゃん)が来てくれました。
今でも覚えています。
4月上旬の私の誕生日に初めて心拍確認ができました。
それなのに・・その小さな命は、
自ら生きることを止めてしまったのです。
4月下旬。
次の検診を終えたら、母子手帳をもらいに行きましょうと
言われて受けた検診で、くろたまごちゃんは形を変え、
小さくなり、心臓の動きは一切見えなくなっていました。
頭の中では、わかっているつもりでした。
妊娠のうち、8人に1人は遺伝子の問題など受精卵側の問題で
成長しないことがあると・・
でも、まさか、自分がそうなるとは考えてもみなかったのです。
診察室を出て、病院の中では一生懸命平常心を保っていましたが、
外に出て、歩き始めた瞬間。
涙があふれてきたことを昨日のことのように思い出します。
流産のことなど、誰も聞きたくないかもしれませんが、私自身。
自分がその診断を受けた時に何より欲したのが経験談でした。
人それぞれの経過や体調、元の体力などあるので・・・
微妙かもしれませんが、記録しておこうと思います。